税理士は税法の国家資格者でありますので、この資格者でないと税務署への届出の代理提出や相談業務は出来ないことになっています。
万が一見つかりますと刑法に触れ罰金等が科せられます。
仕事の分野は商店から個人の相続税等を受け持っています。
商店では毎年2月中旬から3月中旬までに納税が必要ですが、そのときの原資が必要になります。
報告書が複雑ですので大部分の人は税の国家資格者に頼っています。
依頼者は原資を、ある程度分類して提出しますと記入され、届出まで行ってくれます。
個人の納税はサラリーマンは勤務している会社の担当者が毎年、12月になりますと税務署に届け、過不足分が分かるようになっていますので個人に戻り、あるいは納税となります。
その他に国民全体に関係する、その年度に税法上で起きた相続税等の事柄があります。
そのような事柄を知っている人は少ないことから納税額を相談しなければなりません。
税務署でも教えてくれますが人の混雑もあり要領を得ないことが多いです。
資格者では時間を気にせずに、ゆっくり相談が出来るというメリットがありますが知られるというものがあります。
しかし仕事上で知ったことは漏らしてはいけないという規則があります。
税理士試験を目指している知人がいる。
彼のことは昔からよく知っているが、どう見ても、いや間違っても、税理士という柄ではない。
取り立てて数学が得意だったわけでもないし、会計学に明るいというわけでもない。
どちらかといえば、面倒臭がりやで、もっさりして、まるで昼行灯のようなタイプの人間だ。
当然「どうせ、すぐに挫折するだろう」と思い、その時は焼肉でも囲んで、盛大に残念会でもしてやろうと、手ぐすね引いて待っているのだが、なかなか音を上げない。
それどころか、いつのまにか専門学校にも通い始め「毎日楽しい」などとうそぶいている。
どうせはったりだと思っていたのだが、ある日、模擬試験の結果を見せてもらって、正直驚いた。
なかなかの成績だ。
こんなことを言っては彼に失礼なのだが、彼自身の努力に驚いたというよりは、あんなに無関心型のもっさりしたタイプの人間を、あそこまでやる気にさせた専門学校のカリキュラムに驚いた、と言った方が正解かもしれない。
ところで、件の焼肉パーティーだが、もしかしたら、このまま行けば、合格祝いのパーティーになるのかもしれない。
今のままで推移したら、何か、そう夢物語でもないような気がする。
がんばれ、昼行灯!
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