税理士は社会生活に欠かせない税金の専門家です。
その為、税理士になれば勤務でも独立開業でも自由に選択できます。
しかし、税理士の試験は極めて難易度の高い試験であり、平均勉強年数は6年間の長い受験となります。
税理士受験は税法の科目毎に受験できるのが特徴で、合格した科目は現在のところは生涯有効となります。
そこで、1科目ずつ合格を積み上げて基準をクリアするのが、基本的な合格への道です。
忘れてはならないのが、税理士になるには科目合格だけではなく、経理の実務経験が2年間必要な点です。
この実務経験を積むタイミングを間違えると、「科目は全て合格したが、実務経験がないので税理士になれない」という本末転倒な状況になりかねません。
実務経験として認められるのは会計事務所や一般企業の経理業務ですが、「税理士科目全てに合格している方は独立しそうだ」と考えられる恐れがあるからです。
勉強しながら勤務をするのか、勉強に専念してから勤務先を探すのかは事前によく考えておくべきでしょう。
それから、税理士の科目は指定の大学院を卒業すれば、科目の一部免除が受けられます。
税理士の科目受験は、一定ラインを超えた受験者を全員合格させるのではなく、受験者の一部のみ合格させる選抜試験です。
この制度を上手く利用すれば、効率的に税理士になれる条件を満たせるかもしれません。
ただし、科目免除がされても、実務としてできなくては後に自分が困る事になります。
このように税理士になるには多くのハードルがあり、その全てをクリアできた人間のみがなれるのです。
税理士の試験の難易度は当然といえば当然で高いですが、取得すれば独占業務の多い税理士として働けて、ゆくゆくは独立も可能なので魅力的な資格と言えるでしょう。
収入も平均で年間約、800万前後なので安定した職業と言えます。
ただしその分資格取得は高い壁で合格率は10パーセントに満たないのも現状です。
特に皆さんも関心が高く悩みの種である税金の計算や書類作成業務も請け負いますので一夜漬けで覚えられるものではありません。
ただ先にも触れたようにメリットいっぱいの資格ですから将来の安定を考えるのであれば是非とも資格を取得したいですね。
勉強方法をしっかりと確立すれば、どんな試験にも傾向と対策は必ずありますから勉強方法の工夫、例えば過去問の傾向をつかみ対策を取ったり、ゼミで補習を受けるのも1つの手でしょう。
色々と方法はありますが一番大事なのはやる気ですね。
税理士は税金の取立て屋ではなく、あくまで税のプロ、アドバイザーですからある意味人助けの側面も持ち合わせています。
ファイナンシャルプランナーのような人生設計の一環としての税率計算や経営者の方への経費の落とし方などあらゆるお金に係わる相談にも乗れますので、これからの将来重宝される資格になるでしょう。
難しい試験にも必ず穴はあるので是非がんばっていただきたい。