皆さん、税理士事務所と公認会計士事務所、すなわち税理士と公認会計士の違いについて、どこまでご存じだろうか。
なんとなくイメージ的にはわかっていても、こうこうこうです、と明確に説明できる方は、あまり多くないかもしれない。
簡単に整理してみよう。
まず、基本中の基本だが、公認会計士は税理士業務も行えるが、反対に、税理士は、公認会計士の業務は行えない。
これで、両者の立場というか、関係についてはわかって頂けたかと思う。
例えが適当かは別として、普通自動車の免許を持っていれば、原付バイクを運転できるが、原付免許を持っていても、自動車は運転できない、というようなものだ。
繰り返すが、これは、あくまで、例えとして考えて欲しい。
さて、次に、両者の職務内容の違いをわかりやすく整理しておこう。
まず、公認会計士は、自分では会計書類を作らない。
会社が作った書類を、チェック・監査して、その適正さを認証する、という仕事。
あくまで第三者としてチェックする人、ということだ。
これに対して税理士は、自らが担当する会社に関与して、会計書類を作成する。
会社の代理人としての立場だ。
公認会計士=第三者の会計チェック人、税理士=企業の会計業務の代理人、というような認識でよいのではないだろうか。
とりあえず、これだけおさえておくだけでも、ずいぶん違うと思う。
頭の片隅に入れておいて欲しい。
会社を設立して、税理士事務所と初めてお付き合いが生まれる、という方も多いと思います。
もちろん、長く個人事業を営まれているような方は別ですが、一般的なサラリーマンが起業する、というような場合、ほとんど、はじめて税理士さんとのおつきあいが生まれるのではないでしょうか。
ここでは、そんなあなたに、税理士さんの選び方に関するポイントについて、お話してみたいと思います。
まず、税理士さんというのは、今後あなたが会社経営をしていく上で、とても重要なパートナーである、ということを念頭に置いた上で、選択することが大切だと思います。
報酬の金額も、もちろん大切です。
ですが、何でも相談できる税理士さんか?あなたの話を親身になって聞いてくれ、相談にのって下さる方か?というように「コミュニケーションのとりやすさ」という部分も、とても重要な要素です。
もしもこの部分に不安を抱えたまま依頼してしまうと、伝えたいことをうまく伝えられなかったり、最悪、行き違いのようなものが発生してしまうことにもなりかねません。
こういった、相性面というのは、意外に、とても重要です。
もちろん、他にも要素はあるのですが、まず、風通しのよいコミュニケーションがとれるか?ということは、後々のこととも関係してくるので、ぜひ、大切に考えてみて下さい。